「広報さんだ」―定年後飛び込んでみて大正解!ー近くて遠かった地域で見つけた新しい居場所
広報誌「広報さんだ」 令和6年3月号(28ページ)
シニア×いきいきライフ
老人クラブ 弥生会 会長
北村 盛寛さん
地域ごとに、仲間づくりを通し、生活を豊かにする活動を行う「老人クラブ」の中で、毎年会員数が増え続けている弥生会。現在114人が所属し、最高齢は97歳!弥生の好きなところは?と聞くと、「人があったかくて、つながりを感じるところ」とうれしそうに笑う。
働き詰めの毎日だった社会人時代。定年後、ふと考えると近所に友人が1人もいないことに気付きました。趣味のゴルフを一緒にできる仲間が地域にできたら――そんな想いから老人クラブ弥生会に参加。今では、家族から「三田で遊ぶことが増えたね」と言われるほどに。 クラブの目標は、加入者それぞれが地域に居場所を見つけ楽しんでもらうこと。「友人ができた」「ありがとう」と声をかけてもらった日は、思わず口元が緩みます。日常から地域の誰かとつながっていることで、「あの人最近見ていないな、様子を見に行こう」など、いざというときの見守り活動にもつながります。 弥生会に参加しているのは、対象者の1割程度です。だから、今は加入していない人でも参加できる活動を広げることで、地域全体の活性化を目指しています。これからもみんなで「元気に明るく楽しく」過ごせるよう頑張ります。
自分の地域の老人クラブに参加してみませんか?
概ね60歳以上の人が参加できます。興味を持った人は、三田市老人クラブ連合会(079-559-6366)へお問い合わせください。
更新日:2024年03月05日