「広報さんだ」ー木からモノと人の輪がうまれるー 職人技がいきる人生 木工に魅せられた仲間と
広報誌「広報さんだ」 令和5年3月号（32～33ページ）
シニア×いきいきライフ
木工ふれあいサロン
古場 秀昌さん
家具職人歴50年の腕前を活かし、14年前に木工のグループを結成。メンバーは現在6人。実直な性格に、「師匠！ここ教えて！」と自然に人の輪ができる。「何歳になっても、人に頼られるのはうれしい」とはにかむ。
職人を引退して、家にこもりがちになったある日、手作りの木工三輪車を孫に贈ると大喜び！気持ちが再燃しました。有馬富士共生センターで木工用機械を使えると知り、「自分の欲しいもの」を作る教室を始めよう！と結成したのが始まり。
「みんなと一緒だから楽しい」というメンバーの声がうれしい。今ではみんなの質問に答えたり、周りの作業状態を確認するなど、一人作業だった職人時代にはなかった楽しさを感じています。人間関係も広がり、張りのある生活に。地域のみんなに溶け込んでいるという実感――何より、培った経験がみんなの楽しみの一助になっていることが、私のやりがいにつながっています。
木工は完成品をイメージし、手と頭脳を駆使するのが魅力。自分のサイズに合わせ作った作品には自然と愛着が湧き、大切に使っています。いつまでも続けたいので、コツコツ元気に頑張ります。
初心者大歓迎！用意するのはボンドと木材だけ♪
毎週木曜 13時から有馬富士共生センターで開催。体験・見学も歓迎♪古場（こば）さん(079-565-2485)へ事前に問い合わせを。
更新日：2023年03月01日