「広報さんだ」ー 生きがいとの出合いは突然に ー僕の新しい扉を開いてくれた 日本ミツバチ

更新日:2022年04月01日

広報誌「広報さんだ」 令和3年1月号(36~37ページ)

シニア×いきいきライフ

摂丹日本ミツバチの会 事務局長

笹原正春さん

自宅にミツバチが住み着いて以来、ミツバチのとりこに。自宅の庭で作るブルーベリーもミツバチのおかげで毎年豊作!!
今年はそのブルーベリーのほとんどを猿に食べられてしまったと明るく笑い飛ばす、自然を愛する元気シニア。

   私は趣味で日本ミツバチの養蜂を長年行っています。サラリーマン時代は特に趣味もなく、定年後の趣味を探す毎日。ある日、自宅にミツバチが巣を作り、取り除いたのにまた同じ場所に巣を作ったので、余程この土地が好きなのだろうと養蜂を始めてみました。出かけてはせっせと蜜を採取し、律儀に帰って来る姿がサラリーマンのようで、愛おしく、また頑張ろうという気力を与えてくれました。
   ミツバチは蜂蜜という素晴らしい恩恵を与えてくれるだけでなく、多くの植物がミツバチの受粉で実を付けます。もしミツバチがいなくなれば人の食べ物はもとより、多くの動物の餌にも影響が出てきます。蜂が少なくなったせいか昔は簡単にできた三田での養蜂も年々難しくなってきました。
   持論になりますが、蜂に優しい街は人にも優しい街だと思います。これからも、養蜂仲間と、生きがいの養蜂を通じて三田の自然を守り、活動を続けたいです。

ミツバチの巣

 


 

笹原さんのことをもっと知りたい!

・ほっとHOT通信 第16号(2020年12月01日発行)