「広報さんだ」ー返せなかった恩を次世代へー子どもとのふれあいが日々を彩る 成長を見守れる幸せ
広報誌「広報さんだ」 令和6年11月号(26ページ)
シニア×いきいきライフ
ファミリーサポートセンター会員
小山惠子さん
23年前、「さんだファミリーサポートセンター」の協力会員に登録。ファミサポは「子育ての応援をしてほしい人」と「子育ての応援をしたい人」が会員登録し、互いに助け合う制度です。「ダラダラ過ごす日が減り、活動的になった」と笑顔を見せた。
ファミサポの会員として、子どもの送迎や食事の提供を含む家での預かりなど、子育て家庭の支援を夫婦で行っています。
きっかけは、共働きだった私たちの子どもを見守ってくれていた義両親との突然の別れ。「まだ何も親孝行できていないのに」と落ち込んでいたとき、ファミサポの存在を知りました。義両親への恩返しはもうできないけど、受けた恩を未来のある子どもたちへつなぐことができたらと思い、活動しています。
やりがいを感じるのは、やっぱり子どもの成長を実感したとき。預かっていた子が大きくなり、成人式の振袖姿の写真を送ってくれたときはうれしくて。我が子以外でもこうやって成長を見守れることで、活動を通じてうまれた信頼関係の先の「縁」を感じ、幸せな気持ちになります。
これからも続けられる限り、夫婦で活動を楽しんでいきたいですね。
興味がある人は、一度ご連絡ください
ファミリーサポートセンターで会員として活動したい、または支援を利用したい場合は、三田市社会福祉協議会(559‐8996)にご連絡ください。
更新日:2024年11月13日