「広報さんだ」―会社員時代からは想像がつかない今の姿ー隣近所でのつながりをつくること それが地域の防災へ
広報誌「広報さんだ」 令和6年1月号(32ページ)
シニア×いきいきライフ
さんだ防災リーダーの会
二階堂 悦生さん
30歳代~70歳代の98人が所属する「さんだ防災リーダーの会」の会員。地域防災に関心を持ち、2016年に防災士の資格を取得。活動の魅力は「防災という共通の話題を持つ仲間と出会えること」と微笑む。
60歳まで仕事一筋で、近所や地域での人付き合いとは無縁の生活。でも、病を抱えた家族を災害から守るためには「地域の防災」を学び実践することが必要だと一念発起し、活動への参加を決めました。 主な活動は、地域で行う防災訓練のサポートや避難支援が必要な人の避難計画の作成など。参加者からの「地域の人が防災活動に関わってくれると助かる」という言葉がうれしかった。防災って、1人ではできないです。もしもの時、頼りになるのは知識よりも隣近所の絆。知り合いというだけで安心だし、お互いに大丈夫?と気遣うことができます。近所付き合いに無関心な人が多い今だからこそ、昔のような密な関係は難しくても、顔見知りの人を広げていくことが「地域の防災」への第1歩だと思います。そして、自分にできることや楽しんで取り組めることを積み重ねた結果、地域全体の防災力に貢献できたらうれしいですね。
何歳でも大丈夫!一緒にやってみませんか?
さんだ防災リーダーの会は、市内防災組織の支援などで活動中!興味がある人は、市危機管理課(559-5057)へお問い合わせください。
更新日:2024年01月23日