「広報さんだ」 ―72歳でやってきた挑戦のチャンス―言葉でつながるボランティア 好きなことで人の役に立ちたい
広報誌「広報さんだ」 令和5年9月号(32ページ)
シニア×いきいきライフ
音訳ボランティア ともしび
齋藤 秋子さん
文章を「音に訳す」ボランティア団体に所属。メンバーは現在19人が在籍している。学生の頃、学校の先生向けの標準語講習会に忍び込むほど「昔から読むことや話すことが好きだった」と笑みがこぼれる。
「できるかなと思案するより、やってみたいことを始めよう!」自由な時間ができた72歳のとき、チャンスだと思い、一念発起。以来、市広報誌や社協だよりなどの冊子を読み上げて音声にし、目が見えない人などに情報を届けるボランティア活動に参加しています。
きっかけは、聞こえにくい人に話の内容をその場で要約して文字で伝える「要約筆記」を学び始めたこと。聞こえにくくなり始めていた家族のためにも、続けようと決めました。その後、誰もが等しく情報を得られる環境を目指し、音訳を始めました。録音作業は何時間もかかるなど大変なことも多いですが、励みになるのは利用者からの「ありがとう」という感謝の気持ち。人の役に立つことで、次も頑張ろう!と思えます。
のんびり家で過ごすだけでなく、外出してメンバーと話すことで活気ある生活が送れています。今後も元気に活動を続けるため、自分のペースで頑張ります。
一緒に活動をしてみませんか?
毎月(原則)火曜日9時30分から市総合福祉保健センターで活動中♪興味をもった人は、気軽にボランティア活動センター(079-564-0410)へ連絡を。
ボランティア活動センターへのリンクはこちらから(外部サイトが開きます)
更新日:2023年08月31日