「広報さんだ」ーシニアになって一念発起ー「昨日より今日の気持ち」を忘れず仲間とともに書と向き合う

更新日:2022年11月02日

広報誌「広報さんだ」 令和4年11月号(32~33ページ)

シニア×いきいきライフ

三田市書遊会 

村中 常明さん

会の世話役を引き受けて6年。60代から90代のシニアが筆を握る会場内で細やかに気を配る。「皆で力を合わせ、一人一役で運営」が理想。コロナ禍で休会中も書く時間を忘れないでほしいと、講師からの手本をメンバーの自宅へ郵送し続けるなど、仲間への思いは熱い。

実は、小学生の頃は習字の時間が苦痛でした。苦手意識を克服したくて、退職後に入学したさんだ生涯学習カレッジのクラブで書道を選びました。以来、毎日書き続けていますが、卒業後も書道に励む先輩たちの姿を見て、さらに学びたい気持ちが高まり書遊会に。
今の私にとって書に没頭する時間は、パワーをくれるもの。墨の香りを感じ、硯に向かえば心が静まります。机の上の小さな世界で一人集中するだけでなく、仲間と楽しい時間も分かち合える。堅苦しく見える書道にはそんな一面もあることを多くの人に知ってほしいと思っています。
会では年に一度、練習の成果を発表する場として、作品展を開きます。力を注いだ作品を見た人から「いいなあ、私もやってみたい」と言われれば気持ちも弾み、来年もまた開催したいと思うのです。書道は心の張り。好きだから頑張るという、共通の想いで集う仲間の存在は宝物です。

あなたも一緒にやってみませんか?

初心者、経験者問いません。同じ時間を過ごしましょう!興味がある人は、お気軽に三田市書遊会 村中さん(電話番号079-565-0490)まで♪

村中さんのことをもっと知りたい!